例 Studio Devil BVC試聴

Studio Devil BVC (British Valve Custom)の試聴です。

このプラグインはMusic Creator 4に付属するギターアンプシミュレーターです。

Music Creator 4にバンドルされるほか、フリーウェアとして無料で配布もされています(SONO-Buoyにて知りました)。

よって、VSTプラグイン対応のソフトウェアなら誰でも使えるのが魅力です。また、Mac版も用意されているようです。

Studio Devil

画面はこんな感じ。

パッチリストはこんな感じ。

一番上に「Studio Devil BVC」というのが見えますが、これは下の「Blues」と同じもの。
ということで、「Blues」から「Stock Head」まで10のパッチを順に指定して録音したのが下のサンプル。
プリセットパッチが少ないのですべてのものを収録してあります。

例6-1 Studio Devil BVC(Blues ~ Stock Head)

なかなかいい感じの歪みが得られます。
パッチによってはかなりノイズが多いですが、ゲインを調整することである程度軽減することは可能です。まあ、これも味と考えてそのまんまでもいいかもしれません。

パッチ変更のオートメーションの指定はちょっと特殊。
ほかのプラグインとは異なり、プログラムチェンジやコントロールチェンジなどのMIDIメッセージは受け付けてくれないので、VSTオートメーションを使い、手動でパッチチェンジを書き込んでいます。

書き込まれる情報はパッチ変更ではなく、それぞれのノブの設定が書き込まれる(つまり、1回のパッチ変更で6個の情報が書き込まれる)という形になります。よって、あとでどの設定にしたかを確認するのはちょっと困難だと思われます。

なにかいい方法がないかと思い、Studio Devilの公式のドキュメントを見たのですが、わからずじまいでした。