概要

 まずは、メインとなるGuitar Rig 3(GR3)およびAmplitube 2(AT2)によるこんな音を聴いていただきます。ハイフン(「-」)以降がプリセット名になります。

例1-1 GR3 - Jimi Wing(Strat Neck)

例1-2 AT2 - PURPLEHZ

 プリセットの名称からわかるとおり、どちらも同じ方向を狙って作られたプリセットと思われます。
 なるほど、音は似ているところはあるのですが、キャラクターは微妙に違いますね。どっちが似ているか、という判断は聴いた方におまかせします。

 DAWソフトで聴いてる分にはかなり迫力のある音で再生できていたのですが、MP3ファイルにしてしまうとちょっとそのへんがスポイルされているようなのが残念です。ほんとはもっといい音が鳴ります。できればヘッドフォンで大音量で聴いていただけるとうれしいです。

おまけ

 以下はおまけです。

 ギターのレコーディング/ミックスの手法で、ギタートラックをセッティングを変えて複数鳴らすというものがあります。
 音に厚みを出す、広がりを出すという目的で使われるものです。実際は同じように再度弾いて録音したトラックを使うのが一般的ですが、DAWなら1回弾いたトラックに別セッティングでエフェクトをかけるというのは朝飯前。
 ということで、ここではその1例。上記2つのサンプルを左右に振ってみました。

例1-3 上記2者を左右に配置

 なかなか、違和感なく聴けると思います。いい感じです。

 次のテスト。

 SONAR 7に付属のCakewalk製「Amp Sim」というシミュレーターもついでにテスト。

例1-4 Cakewalk Amp Sim - Britich Crunch

 びっくりするほど、最初の2つとはレベルが違います。リアリティが違います。
 まあ、かなり長いことアップデートされていなかったので、Cakewalkとしてはこの方面を充実させることは後回しっていう考えだったんでしょう。
 SONAR 8 ProducerがGuitar Rig 3 LEのバンドルを決心した理由がわかってきそうな結果です。
 まあ、ないよりはあったほうがいいだろう、というレベルだと思います。

 次項以降では、録音方法、セッティングの解説および、その他のセッティングによるサンプルなどを掲載していく予定です。

 乞うご期待。

おまけのおまけ

かなわねー。

別バージョン(うそ)

そして、CHARが恐ろしくかっこいい